前提となるネットワーク構成は
サブネットを切って、3ffe:8020:100a:100::/56を事業所Aに割り振ったと仮定した。
事業所A向けもトンネルを使用し、v6gwのgif1インタフェースを用いるとする。
v6gwの設定
- /usr/local/v6/etc/rc.net6
トンネルの設定を
gifs="gif0 gif1"
gifconfig_gif0="210.166.xxx.yyy 202.232.zzz.aaa"
gifconfig_gif1="210.166.xxx.yyy 210.166.aaa.bbb"
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などとする。また、この部分の他に、route6dの代わりに /usr/local/v6/sbin/bgpd が立ち上がるように適宜書き直す。
- /usr/local/v6/etc/bgpd.conf
gif0からは 3ffe:8020:100a::/48 の経路しか出ていかないように設定。
gif1にはデフォルト経路をアナウンスし、3ffe:8020:100a:100::/56 の経路しか受け付けないように設定。
# RIPng setting
rip yes {
interface gif0 restrictout 3ffe:8020:100a::/48;
interface gif1 default originate restrictin 3ffe:8020:100a:100::/56;
};
aggregate 3ffe:8020:100a::/48 {
proto direct interface gif0 {
all;
};
};
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moonの設定
v6gwに対してトンネルを張り、
route6d_flags="-A 3ffe:8020:100a:100::/56,gif0 -O 3ffe:8020:100a:100::56,gif0"
などと、RIPngを使ってv6gwに3ffe:8020:100a:100::/56 をアナウンスする設定を行った。