zebraを使う
- zebra とは
- zebraは、UNIX上で動作するルーティングソフトウェアで、ベースとなるOSによってはIPv6への対応も出来ています。
zebraは、ルーティングプロトコルを用いてルーティングテーブルを作るところまでを行い、実際にパケットのフォワーディングを行うのはUNIXのカーネルの機能になります。
設定は Cisco ライクで、Cisco のルータを使ったことがあれば設定は簡単です。
詳しくはhttp://www.zebra.org/へ。
- zebra のコンポーネント
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- zebra
ripd, ospfd, ripngd, ospf6d, bgpd からルーティング情報を受け取り UNIX kernel へ注入する。
要はこれが動いてないと、ただ単に経路情報のやりとりを行うだけで実際のルーティングは行われない。
- ripd
RIP2 (IPv4) の実装。
- ripngd
RIPng (IPv6) の実装。
- ospfd
OSPFv2 (IPv4) の実装。
- ospf6d
OSPFv3 (IPv6) の実装。
- bgpd
BGPの実装。Multiprotocol Extension が実装されており、IPv6(BGP4+)の経路交換も可能。
- 具体的設定例
- 特記以外は FreeBSD-4-STABLE + zebra-0.94 での例です。
注)各ルーティングプロトコルの詳細は述べていませんので書籍等で勉強しましょう。
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