フレッツ・ADSL: いくつかの分析
- MTU問題。
ADSL区間のMTU(1つのIPパケットの最大サイズ)がEthernetとは違うために一部の設定が変なサイトとの通信に不具合が起こる問題がある。
《参考》
※私は今のところ特に対処はしていない。不具合が出て困った時に対応する。
- どれだけ筒抜けなのか?
CATVインターネットでは隣の家のネットワークが見えたとか、結構問題になっていたので、取り敢えず tcpdump で飛んでいるパケットを見てみる。
《結果》
特に筒抜けではないらしい。
- 速度は?
私の家は電話局から500m弱の所に位置していて、かなり接続環境としてはいいはず。
ただし、壁の電話端子から15mくらい引っ張り回しているのでちょっと心配。
《結果》
一概に速度といっても、2つのファクターがあると思う。
- 伝送速度
wgetを使ってファイルを落としてみると、だいたい1.1〜1.2Mb/s程度は出ている。会社の1.5Mb/s専用線で同様な手法で計測した場合はだいたい1.3Mb/s強程度で、いろいろなロス(PPPoEとかATMとか)を考慮すると、ほぼフルスペックの速度が出ている様である。
- 伝送遅延
対向のルータに対してpingを投げると、応答時間は40ms前後である。これをダイヤルアップ接続や他のほぼ同一距離と思われる専用線と比較してみると、
- 56kモデム: 100ms前後
- 128kb/s専用線: 30ms前後
- 1.5Mb/s専用線: 9ms前後
と、かなり遅延はあることが分かる。
- その他
検討中
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