徳山高専概要

徳山高専は、徳山市街地の東の外れの山の中腹、標高約100mのところにあります。
そのロケーションと風景が映画監督の心を掴んだようですが、私のような自転車通学生にとっては、毎日朝に坂(俗に「高専坂」と呼ばれる)をえっちらおっちら登って登校するのは決して楽ではなく、風景を楽しむ余裕は無かったような記憶があります。

学科は「機械電気工学科」「情報電子工学科」「土木建築工学科」の3学科あり、各学科1学年1クラスで学生は全体で約600人です。主人公の里美は「機械科」2年に在籍という設定ですが、現実には機械に興味を持った女性は少ないのか、他の2学科は学生の3割ほどが女性でしたが、機械電気工学科には私が卒業する頃になってようやく初めての女性の学生が入学しました。

(今では変わっているかも知れませんが)高専ロボコンのテーマが発表されると、学内でアイディアの募集があり、その後でチームが編成されます。したがって、劇中に出てくるロボット部は現実にはありません。唯一「メカトロニクス同好会」が類似したことをやっていたと思います。
私はといえば、「ミステリーサークル」の時に学内選考で残ったあるチームに属していたのですが、あまりにも面白みのないロボットだったからか、NHKの書類審査で落選してしまいました。

裏山の山頂からみた徳山高専 (1994/01/22)
左中程が陸上競技場

専門棟屋上から野球場を見る (1993年)

第2ロボット部部室付近から見た校舎全景。
(2003/11/08)
左側:管理棟(手前の白い棟)、専門棟(奥のベージュの棟)、図書館・学生課(右の濃茶の棟)
右側:第1体育館・第2体育館・寮
最初の保健室のシーンは管理棟1F右側の通常会議室になっているところ(だと思う)、第1ロボット部の部室は管理棟1F左側の第1パソコン室です。


高専坂の上から。
(2003/11/08)

管理棟の中では、歴代のロボットが展示されている。
(2003/11/08)

もどる