RoBoCoN 2003 全国大会
2003/12/07 05:00更新 Ver 1.0(準々決勝以降の写真追加)
2003/11/26 21:20更新 Ver 0.4(2回戦写真追加)
2003/11/26 05:00更新 Ver 0.31(誤審?の件について記述変更)
2003/11/25 01:30更新 Ver 0.3(エキシビションマッチ・閉会式追加)
2003/11/24 17:00更新 Ver 0.2(開会式・1回戦写真追加)
2003/11/24 11:00更新 Ver 0.1
写真写りの悪いものがあります(手ブレ)がご容赦下さい。
また、多数の写真の掲載により重いですがご容赦下さい。
※内容に誤り等がありましたらご連絡ください。
RoBoCoN 2003 高専ロボコンの全国大会が、11月23日、国技館で行われました。今年のテーマは「鼎(KANAE)」。スケジュール、整理券の確保など、いろいろな好条件が重なって、今回初めて観戦することとなった。
ルールの概要等は中国地区大会レポをご覧ください。
- 大会レポート
- まず、テレビに出なかった部分を優先して書こうと思う。
会場前。
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開演前の会場。
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派手なオープニング。ASIMOも登場。
(左から)司会の久保アナ・阿部アナ、
ピットレポーターのマイケル富岡・真鍋かをり。
開会式。
選手が並ぶ。
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競技フィールド。
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- 一回戦
- 二回戦
- 準々決勝
ここ(15:50)から教育テレビ生中継が始まった。
- 準決勝
- エキシビションマッチ
- 決勝
- 航空高専×旭川高専
奥:航空高専 手前:旭川高専
上段で動く旭川。
下で勢いよくオブジェを打ち出す航空。
第1円盤を巡る攻防。旭川、ここでオブジェを離さず保持。確実に円盤をゲットする。
航空、こうなると何も出来ず。
閉会式には河村健夫文部科学大臣の挨拶も。
17:45頃、終演。
- 結果
- ※コメントは、審査員のコメントをほぼそのまま掲載しました。
- ロボコン大賞
都立航空高専「大食鉄鋼人」
テープの特性を生かして大量にオブジェクトを取る機構が秀逸。
- 優勝
旭川高専「UNTYRED」
- 準優勝
都立航空高専「大食鉄鋼人」
- アイデア賞
奈良高専「デジかめだ〜」
取り込んだ箱を自動制御アームで運ぶ機構が評価された。
- 技術賞
米子高専「Disc-1」
アームが的確に動くことが評価された。
- デザイン賞
小山高専「ましゅまろん」
戦車から4本足へ変身する。美しく優れている。
- 特別賞(本田技研工業)
宇部高専「ぜんぶとっちゃうゾウ!」
8輪の足回り・鼻(アーム)の動きがしなやか。
- 特別賞(電気事業連合会)
豊田高専「夢KANAE」
デザイン・ロボット名が良い。
- 特別賞(マブチモーター)
都立航空高専「大食鉄鋼人」
優勝は逸したが、大変すばらしいロボットだった。
- 特別賞(ソリッドワークス・ジャパン)
北九州高専「ハル」
もう少し見てみたかった。
トーナメント表は、高専ロボコン公式サイトに既に掲載済みなのでそちらを参照(但し、トーナメント表の久留米高専と有明高専のロボット名が誤って入れ替わっているので注意)
- 放送予定
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- 11月23日(日) 15:50〜生放送 NHK教育(済)
- 11月29日(土) 10:00〜11:30 デジタルハイビジョン
- 12月22日(月) 19:30〜20:43 NHK総合
- 所感
- 2回戦第5試合のトラブルで、ルールの限界というか、そういうところが露呈してしまった感がある。
- 円盤の造りが勝負に影響してしまう。
円盤の均一性(本当に同じ位置に同じオブジェクトが付いていたら釣り合うのか?)や、回転しやすさなど
- 円盤が180度回ると勝負が分かりにくい。
そもそも円形でない方が良かったのでは。円形にした趣旨も分からないではないんだけれど
- オブジェの品質によっても勝負に影響する。
オブジェにマジックテープがきちんと張り付いていたのか? 全国大会ではオブジェとマジックテープが剥離してしまったケースが多かった気がする。
また、四国地区優勝校の戦略は、確かにルール上引っ掛からないようだが、他校があくまでもロボコン精神に則り(?)試合を進めていたのに比べて、どうも良い感じがしない。
そういうわけで、初の全国大会観戦だったが、あまりいい感じはしなかった。
しかし、大賞のロボットは取り込み方式、打ち出し方式ともにすごいもので、地区大会の宇部Aを見た時に「なるほど」と思ったが、それとは比較にならない。大賞に輝くのも納得である。
(2003/12/31追加)
12/22に放送された、全国大会の様子を見た。大会の様子というより、ドキュメント的にまとめたもので、大幅にカットされているだけでなく、例の北九州の件も北九州高専の存在自体を含めて完全に見えないようになっていた。
まぁ、一般人向けには、このような見せ方がいいのかも知れません。
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