RoBoCoN 2004 中国地区大会

会場で配られたパンフ
2004/11/06 12:30更新 Ver 1.0(一部誤記修正・追記、全試合の写真を掲載)
2004/11/03 15:10更新 Ver 0.4(一回戦の写真を掲載、トーナメント表の一部修正)
2004/11/02 00:00更新 Ver 0.3(各ロボットの写真フィールド詳細、決勝戦の写真を掲載)
2004/11/01 14:20更新 Ver 0.2
2004/10/31 23:30更新 Ver 0.1(暫定版)

写真写りの悪いものがあります(手ブレと品質の悪いデジタルズーム)がご容赦下さい。
また、多数の写真の掲載により重いですがご容赦下さい。
※内容に誤り等がありましたらご連絡ください。
 RoBoCoN 2004 高専ロボコンの中国地区大会が、10月31日、島根県松江市の松江市総合体育館で行われました。今年のテーマは「マーズラッシュ」
ルールの概要
競技は、自らアイデアを考えて製作した遠隔操縦のロボットを使用し、赤・青の2チームで行う。
今回、両チームに与えられる課題は、火星でのミッションである。火星の生命探査に出発した、赤・青それぞれ1機の「ローバー」(アメリカンフットボール=呼称は「ローバーボール」)に不具合が発生し、太陽系最大の火山「オリンポス山」の山腹にやむを得ず不時着した。両チームへのミッションは、ロボットと自ら用意した救命機「メッセンジャー」(「呼称は「メッセンジャーボール」)を使って、自分の色の「ローバー」を、目的地であるオリンポス山の中心「オリンポススポット」に到着させることである。
競技時間は3分間。競技終了時に、自分の色の「ローバー」を、より「オリンポススポット」に近づけたチームが勝ちとなる。
競技フィールドの詳細
出場チーム
中国地区各校から2チームずつ、計16チーム
出場チームの横顔(会場で配布のパンフレットから引用)
大会レポート

会場となった松江市総合体育館。
10月31日、12時過ぎには既に開場されていた。

立て看板。

13時に開演。
チーム紹介、来賓挨拶、審査員の紹介、ルール紹介の後に競技開始。



表彰式が行われ、17:05に終演。

結果
※コメントは、審査員のコメントをほぼそのまま掲載しました。

全国大会出場チーム
トーナメント表
トーナメント表
判定は審査員判定(3名の多数決)による勝ち。
数値はオリンポススポットからの距離(cm)
減点がある場合は@のように示し、1回につき50cm追加(表中の数値は追加済み)
全国大会
11月28日(日) 両国国技館
放送予定
中国地区大会
全国大会
最後に(所感)
まず、動き回る必要が少ないロボットが勝ったように思います。
高専ロボコンでは恐らく初めて、自動制御ロボットがそれなりに本格的に必要なルールだったと思いますが、セッティングを完璧にやって、スイッチONだけで制御の必要無く即スポットを取れるようなものが強かったように思います。
また、操縦者の意志を離れる前にいかに位置を正確に合わせておくか、その後いかに正確に(真っ直ぐ)動くか、というのもポイントだと思います。具体的には客席からは分かりませんでしたが、スロープで脱輪することなく、正確にローバーボールをホールドしてスポットへ運んだチームが強かったと思います。
あと、大会後にルールブックを読んで初めて知ったのですが、ルールを作った人はメッセンジャーは「バレーボール等」がメインで、それを上手く打ち出す(?)マシンとセットと想定しているようでした。実際バレーボールを使ったチームもありましたが、正直にボールを使ったチームは早々に敗退した、という印象です。
今年は、ビジュアルやアイディア重視のものが少なかったように思います。目を惹いたのは広島Aの「オーロラ」と松江Aの「ミサイル」のみです。
余談
1997年から続けてきました、中国地区大会レポート。
今年で中国地区の全高専を一巡しました。
ちなみに今年は全国大会は観覧できません・・・。

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