RoBoCoN 2005 中国地区大会

会場で配られたパンフ

2005/11/06 00:00更新 Ver 0.5（1回戦写真追加）
2005/10/31 00:00更新 Ver 0.3（誤記修正、2回戦写真追加）
2005/10/25 00:50更新 Ver 0.2（準決勝写真追加）
2005/10/24 00:00更新 Ver 0.1（フィールド・出場チームの横顔・結果・決勝戦写真掲載）
2005/10/23 05:00更新 Ver 0.0（事前版）

写真写りの悪いものがあります（手ブレと品質の悪いデジタルズーム）がご容赦下さい。
また、多数の写真の掲載により重いですがご容赦下さい。
※内容に誤り等がありましたらご連絡ください。

　RoBoCoN 2005 高専ロボコンの中国地区大会が、10月23日、山口県柳井市の柳井市体育館で行われました。今年のテーマは「大運動会」。

ルールの概要

競技は、自らアイデアを考えて製作した遠隔操縦のロボットを使用し、赤・白の２チームで行う。
今回、両チームに与えられる課題は、おなじみの運動会競技の障害物競走です。まず、バトンを持った手動ロボットが３種類の障害物「はしご」をくぐり抜け・「平均台」を渡り・「ハードル」をとびこえて、バトンを自動ロボットに手渡します。バトンを受け取った自動ロボットが高さおよそ3mの壁をよじのぼり、所定のホールにバトンをはめ込むとゴールです。
競技時間は３分間。競技終了までに、各障害物をクリアし所定のホールにバトンをはめ込むか、または障害物をクリアし、バトンを所定のホールにより近づけたチームが勝ちとなる。

競技フィールドの詳細
「リトライ」は、手動ロボットをスタートゾーンへ戻し再スタートすることになるが、自動ロボットにバトンを渡した後は自動ロボットの再スタートからで良い。

出場チーム

中国地区各校から2チームずつ、計16チーム
出場チームの横顔（会場で配布のパンフレットから引用）

大会レポート

会場となった柳井市体育館。
開場前に既に行列ができてます。12時きっかりに開場。

開演前の場内。

13時に開演。
チーム紹介、来賓挨拶、審査員の紹介、ルール紹介の後に競技開始。
今年はASIMOも登場。

一回戦
- 松江高専Ａ×徳山高専Ｂ
  
  徳山Ｂの手動ロボット。
  
  松江Ａの特徴ある形状の手動ロボット。
  まるくて制御が効きにくい感も。
  
  徳山Ｂの自動ロボット。（試合後のデモ）
- 宇部高専Ａ×広島商船Ａ
  
  広島Ａ、ハードルにチャレンジ。
  
  宇部Ａ、平均台のところでバトンを落としてしまう。
  
  宇部Ａの自動ロボット。（試合後のデモ）
- 大島商船Ａ×津山高専Ｂ
  
  大島Ａの木製の手動ロボットがはしごをクリア。
  
  津山Ｂの手動ロボット。とっても小柄。
  
  大島Ａの自動ロボット。（試合後のデモ）
- 呉高専Ａ×米子高専Ｂ
  
  米子Ｂの手動ロボット。呉Ａと似た形状。
  結局はしごをクリアできなかった。
  
  米子Ｂの自動ロボット。（試合後のデモ）
- 徳山高専Ａ×大島商船Ｂ
  
  徳山Ａの手動ロボットがはしごをクリア。
  
  大島Ｂの手動ロボット。
  
  大島Ｂの自動ロボット。（試合後のデモ）
- 津山高専Ａ×松江高専Ｂ
  
  松江Ｂの手動ロボット。縦に伸縮する構造。
  
  津山Ａの手動ロボットが平均台にチャレンジ。
  この後、ハードルのところまで行くがハードルを倒してしまう。
- 広島商船Ｂ×呉高専Ｂ
  
  呉Ｂの手動ロボットははしごの所で苦戦。
  マシンの不調だった模様。
  
  広島Ｂは自動ロボットへ制御を渡す。
  自動ロボットがフィールドの白い線を捉えられずに意図せぬ回転動作。
  
  呉Ｂの自動ロボット。（試合後のデモ）
- 米子高専Ａ×宇部高専Ｂ
  
  宇部Ｂの手動ロボットがはしごをクリア。
  
  米子Ａ、平均台上でバランスを崩してしまう。
  
  米子Ａの自動ロボット。（試合後のデモ）
二回戦
- 松江高専Ａ×広島商船Ａ
  
  広島Ａ、先行してはしごをクリア。
  
  松江Ａ、はしごをクリアしようとするが、越えられずリトライ。
  
  松江Ａの自動ロボット。（試合後のデモ）
  完璧な動作とイルミネーション。
- 津山高専Ｂ×呉高専Ａ
  
  津山Ｂ、先行して平均台を渡ったが、着地に失敗し転倒。
  しかし、この後自力で起き上がり、再度平均台にチャレンジ。
  
  微妙な位置関係で試合終了。
  僅かに呉Ａが前に出ており勝利。
  
  津山Ｂの自動ロボット。（試合後のデモ）
- 徳山高専Ａ×津山高専Ａ
  
  徳山Ａ、足を伸ばして平均台にチャレンジ。
  足を伸ばす勢いが良すぎると思ったら、本当にジャンプしてハードルを越える機構。（試合後にデモがあった）
  
  津山Ａの手動ロボット（右）はユニークなＣ字型。
  
  徳山Ａの自動ロボット。（試合後のデモ）
- 広島商船Ｂ×宇部高専Ｂ
  
  広島Ｂが先行。
  宇部Ｂははしごを越えるための位置調整に手間取り、結局越えられず。
  
  広島Ｂは自動ロボットに制御を渡す。
  
  宇部Ｂの自動ロボット。（試合後のデモ）
準決勝
- 広島商船Ａ×呉高専Ａ
  
  広島Ａがやや先行。
  
  平均台へチャレンジしようとする呉Ａ。
  
  試合終了時の状況。
  
  呉Ａの自動ロボット（試合後、赤サイドでデモ）
- 津山高専Ａ×広島商船Ｂ
  
  広島Ｂが先行。
  
  広島Ｂ、ハードルを越えようとするがハードルを動かしてしまい２回罰退。
  
  試合後、津山Ａの手動マシンから煙と炎が！
  電子部品から出火。
  
  津山Ａの自動ロボット（試合後のデモ）
決勝
- 広島商船Ａ×広島商船Ｂ
  
  スタートは互角。
  
  広島Ｂが先行して平均台をクリア。
  
  がしかし、平均台からの着地に失敗、罰退。
  
  広島Ａが自動ロボットにバトンを渡す。
  
  おぉ～っ！！
  写真ではクリアしたように見えるけれど、惜しくもクリアはならず。