RoBoCoN 2012 中国地区大会
2012/10/09 06:00更新 Ver 0.1(結果・決勝戦・エキシビションマッチ・出場チームの横顔掲載)
写真写りの悪いものがあります(手ブレ)がご容赦下さい。
また、多数の写真の掲載により重いですがご容赦下さい。
※内容に誤り等がありましたらご連絡ください。
RoBoCoN 2012 高専ロボコンの中国地区大会が、10月7日、鳥取県米子市の鳥取県米子産業体育館で行われました。今年のテーマは「ベスト・ペット」。
- ルールの概要
- 第25回の競技課題は、「ベスト・ペット」。様々な種類のペットロボットが、高専生と協力して玉入れをする競技です。しかも、今回は、高専ロボコンで初めて、コントローラーなしで競技を行います。
各チームは、赤・青2チームに分かれ対戦。競技フィールドで戦うのは、各チーム1台のペット・ロボットと1名の伴走者。まずは、それぞれの相手チームによってブレイク・ショットが行われ、ボールがフィールドに散らされます。そして、両チームの伴走者がそれぞれ散らばったボールを拾ってペット・ロボットに渡し、ボールを受け取ったペット・ロボットは、9つのゴールにボールを入れていきます。
人間とペット・ロボットがコンビを組み、コントローラーを使わずに協調作業を行います。どのようにペット・ロボットとコミュニケーションを取りながら課題をクリアしていくかも見どころのひとつです。
多様なアイデアを用いた表情豊かなペット・ロボットが登場することにご期待ください。
- 出場チーム
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中国地区各校から2チームずつ、計16チーム
出場チームの横顔(会場で配られたパンフから引用)
- 大会レポート
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12時半に開演。
司会:田村アナ・白石キャスター、実況:佐藤アナ
チーム紹介、来賓挨拶、審査員の紹介、ルール紹介の後に競技開始。
なお、決勝戦前に特徴あるロボットによるエキシビションマッチが行われました。
- 宇部B×津山B
ロボットへの指示方法に特色がある2台。
- 宇部B:伴走者のジェスチャーで指示
- 津山B:立方体に描かれた文字や画像をパソコンにつないだカメラで認識
- 米子A×大島B
ゴールの仕方に特色がある2台。
- 米子A:遠投出来る
- 大島B:9つ一気にシュート出来る
表彰式が行われ、16:50に終演。
- 結果
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- 優勝
松江高専Bチーム「空兎と空亀」
- 準優勝
徳山高専Aチーム「メカレオン倶楽部」
- アイデア賞
津山高専Bチーム「ソウペン1号」
サイコロを使ったユニークな操縦方法を評価
- 技術賞
広島商船Aチーム「パラレルダンク」
9個同時にシュートできパーフェクトを達成した技術力を評価
- デザイン賞
米子高専Bチーム「テトラ」
愛らしいキツネのデザインを評価。
- ベスト・ペット賞(ライブストリーミング観覧者の投票により決定)
松江高専Bチーム「空兎と空亀」
- 特別賞(本田技研工業)
宇部高専Bチーム「GUN HOUND」
人のジェスチャーによる指示方法、かわいらしいしっぽの動きを評価。
- 特別賞(マブチモーター)
呉高専Bチーム「撃ちDASH!」
11点、8点と安定してパワーを発揮できることを評価。
- 特別賞(安川電機)
津山高専Bチーム「ソウペン1号」
(サイコロの)文字認識をすること、ペットと融合したパフォーマンスを評価
- 特別賞(東京エレクトロンFE)
津山高専Aチーム「かっぱー」
カッパが可愛かった。これからもチャレンジを期待したい。
- 特別賞(田中貴金属)
松江高専Bチーム「空兎と空亀」
ジャンプ機構が大変。亀、兎、人の協調があった。
全国大会出場チーム
- 松江高専Bチーム「空兎と空亀」
優勝チーム。
- 徳山高専Aチーム「メカレオン倶楽部」
パーフェクト3回の実力を評価
- 津山高専Bチーム「ソウペン1号」
サイコロによる指示がユニーク
- 全国大会
- 11月25日(日) 両国国技館
- 放送予定
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- 11月23日(金) 13:05〜 NHK総合(中国地区限定)
- 最後に(所感)
- 10/9の日記参照
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