謹んで新年のご祝詞を申し上げます。

平成16年 元旦

今年の年賀状

ここ2〜3年、私の年賀状は「壊れて」いました。
わけが分からなくてもいいから、もう少し原点に立ち返ったものにしたい。
今年は、人生30年で初めて、2パターンの年賀状を作成しました。

今年の年賀状(1)

Type "1"

実は Type "2" を先に作ったのですが、たまたま某電器店で何か買った時に一緒に袋に入れて下さった「年賀状の作り方」のようなチラシを見て、作ることにしたものです。
こちらは差し出し数全体の約38%を占めております。

賀詞

これまで数年間、"A Happy New Year!" で通してきた。
しかし、それはフランクなお祝いであって、相手を敬い「謹んで」お祝いをする、という視点がなかった。去年の年賀状は、壊れたデザインを含めてその典型ではなかったかと思う。そして、私の日常生活もまた然り。
今年は「謹んでお祝いを申し上げる」ことも必要なのでは、と感じて、これを作成した。

デザインについて

特に変哲のない、山に初日の出を形取ったデザイン。どこかのクリップアートで発見したもの。手抜きで申し訳ありません。
今年は申年。猿の写真を充てようと動物園で取材はしたのですが・・・、生憎全てボツになりました。ボツ写真集はこちら

今年の年賀状(2)

Type "2"

従来の年賀状の路線を継承した「くだけた」もの。
今年の裏書きは、英語で統一してみた。苦手なのにね(苦笑)
ちなみに、こちらは差し出し数全体の約62%を占めております。
余談ですが、ほとんどの印刷が終わった段階で、住所の「番地」の一部が欠けていることが分かり、手で追記しました。もし追記されていない年賀状を受け取ったら、それはかなり貴重品です。(笑)

文章と訳

Happy New Year!
あけましておめでとうございます。
May happiness and life's very finest things come your way throughout the holiday season and the New Year!
この冬休みシーズンと新しい年の間ずっと、幸せと人生の最良の物事があなたのもとに訪れますように!

まぁ、探してきた文例をそのまま書いただけなんですけどね(爆)
#訳は少しだけ変えてみましたが、やっぱりこなれてないですね・・・。

写真について

例によって、年賀状とは思えない写真を選択しました。
この木は、昨年の夏に美瑛の丘(北海道上川郡美瑛町美馬牛)に行った時に撮影した、俗に「クリスマスツリーの木」と言われる木です。クリスマスツリーということで、季節柄少しはマッチしているのかなぁ、と思って。
他にもこの画に意味があるのかも知れないけれど、それはご覧になった方のご想像にお任せします。
美瑛の丘には、こんな感じで丘の中にぽつんと木が立っているスポットがいくつかあって、いろいろな名前が付いています。こういう情景って何故か心惹かれるものがあります。
今頃、この丘も一面白銀の世界なんだろうと思います。そんな情景も実際に見てみたいものです。(そして、本当はその写真を年賀状として使いたかったんですけど・・・)

新年雑感 Ver.2004

なんか、年末年始になっても全然そんな気がしない。ただ、年賀状だけは何故か例年に無くさっさと書き上げてしまった。
去年は、私の人生30年の中で多分2番目に厳しい年だったと思う。全てに自信を無くして、自分が思うのと逆に走ってるんだけど、自信がないから引き戻せず、そのまま自分が窮地に追い込まれるような、そんなことを繰り返していた。かといって、打開策があるわけでもなし。そんな状態だから、楽しいことも楽しくないし、そもそも楽しいことを楽しむ余裕なんてどこにも無かった。疲れるのがイヤでずっと寝てたり、逆に「寝なきゃ」って強迫観念に駆られたり。
毎年、ここには変な評論みたいなのを書いてきて、ある意味現状を嘆いたりしてきたわけだけれど、そういう事を考える余裕がある方が今より全然マシだということに、今更ながら気付いた。以前は「ひとりごと」にもいろいろ愚痴ったりしていたけれど、最近それが無いのは同じ理由で、愚痴るどころでは無くなったというのがホンネだ。

何かが紙一重なのかも知れない、と思って何とか惰性でやっている。一歩を踏み出す自信も無くなってしまった。もう、自分はこのトンネルから抜けれないのだろうか。

猿のボツ写真集

2003/11/16 安佐動物公園にて撮影


「アヌビスヒヒ」

「エリマキキツネザル」

「アカゲザル」

「チンパンジー」

「ダイアナモンキー」

「マンドリル」

「ブラッザモンキー」

過去の年賀状


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