明けましておめでとうございます。/ 2010.1.1
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旧年中はお世話になりありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
年賀状
今年は2パターン作ってみました。
なお「その2」には「カーボンオフセットはがき」のバージョンと「年賀切手」のバージョンがあります。
その1
金色に輝く金閣寺。
でも、さかさま?
いえいえ、本当はちゃんと建っているのですが、池に映ってるからさかさまなんです。
いろいろな意味で下を向いて下降線な雰囲気がありますが、本当は上を向いていたい。
下を向いているのは虚像なんだ、と。
でも、上を向いてる状況が見えないというのも結構辛い。
(撮影: 2009年1月9日 京都 金閣寺にて)
その2
暗い世界の中に、煌々と灯りが点る電車。
明るい電車に乗って、夜明けの明るい未来へ行きたい。
というか、電車に明るい未来へ連れて行って欲しい。(他力本願・・・)
夜明けのようにも見えますが、実はこの写真を撮影したのは夕暮れ時。
この最終電車が行ってしまうと、真っ暗な夜の帳が降ります。
いろいろな意味で真っ暗闇へ突入しつつある雰囲気がありますが、本当は明るい未来へ行きたい。
でも、周りを見ると暗いというのもやっぱり結構辛い。
(撮影: 2009年10月11日 山口県山陽小野田市 長門本山駅にて)
最近思うこと。
いつもなら、この年賀状のWebも早めに作ってしまっているのですが、今年は紙の年賀状は早くに出してしまったのにWebはギリギリで作っています。大晦日にこれを書いてるなんて、実は前代未聞の事態なのです。
なんとなく最近、いろいろな意味で閉塞感を感じて、「陰」というか、あまのじゃくな意味を持たせたような2パターンの年賀状を作ってしまいました。
いろいろな意味というのは、国もそうだし、会社もそうだし、個人的にも。
国は政権も変わって、全体的にいえば決して支持出来ない政策が多くて困ったもんだ、と思うけれど、事業仕分けとか「やってみた」ことは評価しなければ、と思います。
会社は、思うことはいろいろあるけれど、でも、昔と現実を知らないんじゃないかと思う人がいろいろと動かして、結果同じことの繰り返しで堂々巡りになりつつあるのはなんだかもったいないというか。
コスト低減を叫ぶ割には、実際の仕事はどうも間接的なものが多い気がして、それが大企業(ほどの規模だとは自分は思わないけれど)の限界っぽい。自分の理想を捨てることがある意味仕事の今年の目標なのかも知れません。
個人的には、去年の年賀状を見るといろいろ良いこと書いてるのに、そんなことはすっかり忘れて、ただただ閉塞感を感じてこれを書いている時期、自分の他人との接し方に対して、知り合いから駄目出しを食らいました。
自分でもなんとなく分かっていたことだけれど、やはり他人から指摘されると再認識します。
もし、その駄目出しの後で年賀状を作っていたら、ひょっとしたら違ったものになっていたはず。
今の他人への接し方の結果が、今自分が感じてることなのかも。
そんな自分を構ってくれる人がいることに感謝。
今年もよろしくお願いいたします。
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