つもちゃんのひとりごと (2011年03月)
古い記事のリンクは切れていることがありますが予めご了承下さい。
- 2011年03月24日 本日のお題:rootから/へのメッセージ
- 一昨日だったか、誰かの tweet にこの本が取り上げられていたのを見て、強烈に読み返したいと思った。
私は以前この本を持っていて、今でも探せばどこかにあるのかも知れないが、書店に並んでいるのを見て買ってしまった。
root の心構えを書いた本ではあるけれど、各章の前半はコンピュータとは全然関係無い、ラジコンやら鉄道やら旅行やらの話で、そうした経験と root のやるべきこととを結びつける、という構成だが、ここでレビューされている通り、この前段の経験の所が面白い。
この経験のところで、新潟地震の経験を記した章がある。
新潟地震は相当前の話だけれど、ここで教訓として書かれていることが今回生かされているかというと、いささか疑問な点もあるなぁ、と思う。
あー、いろいろ思うところがあるけれどどうもまとまらん。
とりあえず、再度本を読むことにしよう。
- 2011年03月21日 本日のお題:鹿児島中央行き新幹線
- 地震に埋もれてひっそりとスタートした感のある九州新幹線全線開業。
広島駅に見に行って来ました。
広島駅は、新幹線改札内のトイレがきれいになってたのと、ホームのベンチがきれいになってました。
「みずほ」鹿児島中央行きと「さくら」新大阪行き。
広島駅で鹿児島中央の行き先を見ることが出来るのは何とも感慨深いです。
(寝台特急の)「はやぶさ」の頃は西鹿児島だっただろうし、晩年は熊本止まりだったし。
鹿児島中央まで2時間24分。もうとっくに日が暮れていたのに、余裕で当日中に鹿児島に着けるとは、なんか実感ないですね。広島からの時間距離的には名古屋に行くような感じですが、在来線鈍行で行くことを考えると名古屋よりも断然鹿児島の方が遠く感じます。
これに乗れば鹿児島中央まで一直線。
これは西日本車ですが、この1本前の「さくら」は九州車でした。
N700系と500系の競演。
両方8両なのがなんか不思議な感じ。さらに500系は「こだま」だし。
しかし「さくら」も「みずほ」もいまいちスピード感がない名前ですよね。
800系のデザインの問題もあってこうなったんだろうけど、最速列車は「つばめ」の方がしっくり来る気がします。
- 2011年03月19日 本日のお題:原発に思う
- 一週間経ち、それでも被害の全貌が明らかにならないほどの災害。
被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。
今とっさの所は何も出来ないけれど、赤十字への寄付とANAのマイルの寄付を行いました。
今、特に燃料不足による輸送の問題がクローズアップされています。
電気の西→東の融通は限界までやっていて西日本で節電努力しても意味がないんですけど、油ならある程度融通できる可能性があるのではないかと。日本の製油所能力も相当落ちているらしいですし。
これを機会に油をできるだけ使わない生活というのを考えてもいいんじゃないかと思いました。
余談ですが、クラウド業界ではつながりにくいWebサイトに対する支援の輪が広がっています。
本家の負荷を減らすためにも、http://hope.viops.jp/にあるものはミラーサイトを使ってあげてください。
原発が厳しい局面を迎えています。今現在は厳しい局面ではありながらも甚大な被害を出すには至っておらず、対応に当たっている皆様の努力には頭が下がります。このまま沈静化すればですが、この千年に一度程度の未曾有の大災害の中で、津波自体での被害に比べて軽微な被害で落ち着くということで、原発だけを悪者にするような論調はどうかと個人的には思います。
#しかし上関で同様なことが起こったとして同じコメントをする自信はないけど。
原発について、これまで「止まっている状態を安定維持するのに動力が必要である」ということについて認識がありませんでした。制御棒を入れて停止すれば、あとはそのままで徐々に自然に安定状態に遷移していくものだと思っていました。使用済み核燃料のプールは冷却の意味だということを初めて知りました。
原子炉だけだったら、それをどうにかする術を考えれば良かったけれど、今回はその原子炉自体も多かったし、さらに使用済み核燃料の問題も同時発生し、対応が厳しくなったのではと思います。
耐震、対津波の基準をどうするか、という点も見直しの余地があると思いますが、そもそも停止中のものは自然な状態で停止を継続するという技術開発って出来ないのかなぁ、と思いました。
しかし、今後原発の新規立地は世論が許さないでしょうね。
でも、それならばひとりひとりが電気の使用量を抑制するなど、今東京電力で実際に起こっているような不便を甘受することも必要なのかも知れません。
- 2011年03月11日 本日のお題:東北地方太平洋沖地震
- (3/11 23:15掲載)
たまたま今日は休暇を取っていて、洗濯物を干していた時に来た1通のメールが、地震8分後に届いた第一報でした。
その30分ぐらい後、上司から安否確認の電話が。まぁ私もよくふらふらいろいろな所に行っているので念のため、ということだったのだと思います。
被災地の方のご無事をお祈りしております。
今回は広島では何もなかったにも関わらず、戦慄が走りました。
阪神大震災の時は広島でもそれなりに揺れましたが、その時よりも。
なにより、被害が広範囲に渡っていて、震源から遠い首都圏でもそれなりの影響が出ている、ということ。
津波で壊滅的なな被害、というのを映像で目の当たりにしたこと。海岸で凄まじく渦を巻く海の映像も凄かったが、名取付近で広がる平野を飲み込む津波の映像。
津波情報でメートルの単位を聞くこと自体が稀なのに、7メートル超をはじめ、広範囲で1メートル以上を観測しているし大津波警報の広さも見たことない。
ニュースでは世帯数しか言わないけれど、恐らくは東北のほぼ全域で停電したこと。
発生が平日真昼だったにも関わらず、情報の流れの遅さが阪神大震災的なこと。
そして、内海の広島でも30cmの津波を観測したこと。
首都圏では徐々に停電復旧や鉄道運行再開が流れてきていているけれど、やはり一番の被災地と思われる所の情報がほとんどない。
ていうか、NHKで全然首都圏の運行情報言わないんだけど、字幕ぐらい流れてるんだろうか?
いろいろ考えることはあるけれど、とりあえず列挙的にメモ。
(社会的なこと)
- コンビナートの耐震。
- インフラの破壊という事態への対応。電力施設、農地・・・。
- 地産地消。影響の極小化。
(仕事的なこと)
- OCNで東北地方が孤立したらしい。冗長の考え方。
- (上と同じだけど)インフラの破壊という事態への対応。今はまだ良いが電池や発電機の燃料が切れ次第通信も死んでいく。燃料の輸送手段。
- 自分の出社義務の確認。勤務地で震度5以上だったかな?確か。
(個人的なこと)
- 高潮や津波のときの避難場所。近所の小学校が指定だがそれで良いか?
- 通信手段の確保。通信機器電源準備、緊急伝言板を決めておく。
- 放送受信手段の確保。
- 金融資産保全。通帳が無いネット銀行、本当に大丈夫か。
逆に通帳なくすことも考えると(それを想定した措置はあるだろうけど)今のように分散しとくのが吉か。
- 食糧、水の備蓄。今も多少はあるがそれで大丈夫か。
電気やガスが無い中で役に立つか。
- (概ねやるようにしてるけど)ガスの元栓は通常閉めておく。
- 2011年03月06日 本日のお題:スマートフォンでの生活
- ちょうど導入して一週間ぐらい経ちました。
今月からガラケーの料金プランをパケットあまり使わないモードに変えてるので、どれだけスマートフォン側で生活できるか、がポイントです。
まず、bmobile U300運用特有ですが、通信速度は当然遅いです。普通のブラウジングは遅くてもまぁいいかと思うけれど、唯一 google map はかなりストレスあります。ajax的なインタフェースではないものがあればなぁ、と思います。
あと、これもbmobile特有の話でしょうが、バッテリーは正直厳しいです。自動機内モードが必須です。
ということは、使わないときは通信が出来てないわけで、プッシュ的にメールを受信する等の用途には使えません。プッシュ的に来ても気付かないことが多いのですが・・・。
その他、いろいろなレビューにある通りGPSや電子コンパスもショボいです。wifiを有効にするとマトモになる気もするし、どの設定がどう関係しているのかまだ把握できていません。
音量ボタンも位置的に不意に押してしまうので使いやすいとは言い難いです。
大きさは適当だし、懸念していた文字入力も意外とスムーズでタッチパネルの操作性は良いと思います。
Android的な話としては、アプリ全般的に、何かを選択して画面が遷移する前に別の選択をしたり「戻る」をしたりするとハングる場合が多いようです。特に通信速度が遅いのでよく遭遇する気がします。
ちなみに、らしくないのですが root は取ってないです。やっぱり公式のアップデートとか出来なくなるとイヤですしね。
で、インターネット端末として完全にガラケーの代替になっているかというと、これがかなりなってます。今のところ未対応で不便なのが顕在化しているのはエクスプレス予約ぐらいじゃないかと。
そんなところで、多少の不満はあるけど、費用対効果的にはまぁ納得。しばらく遊べそうという感じです。
でも、一般の人にこれを使えというは厳しいなぁ、というのが正直なところ。まだこなれてない部分はかなりあると思います。
あとは旅行に出たときにどれだけ使えるかだよなぁ。電池とGPSと地図がショボイのは結構困るんだけど。一応 eneloop mobile booster は調達しときました。
- 2011年03月02日 本日のお題:本日の一本
- 映画「ソーシャルネットワーク」見ました。
facebook の誕生と会社経営やアイディアにまつわるトラブルを描いたものですけど、一般の方々にとってはたぶんかなり難解な映画ではないかな、と思いました。
観るに当たって、業界と会社経営のための資金繰り(株とか)の知識が少しあれば良いと思いました。
とにかく、文化が違うなぁ、と。
日本ではあそこまで違法スレスレ?で突っ走るという文化は無いと思うし。
そして、カネを集めてビジネス化してその利益を得るという当たり前のことって実は普通の会社員にはあまり造詣がないんですよね。
また、あれだけのスピード感を持って仕事を動かすというのは、コンプライアンスに手足を縛られて動けない日本、そして自分の仕事と対極にある感じがしました。
映画では描かれてませんでしたが、こうして成功した例でも、カネを集めると出資者に縛られてめんどくさくなって売却、というサイクルなんでしょうね。
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