つもちゃんのひとりごと (2014年02月)
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- 2014年02月02日 その2 本日のお題:40歳記念に。
- 去年の12月に40歳になったわけですが、不惑の歳なのに、いろいろと戸惑ってばかりです。
ところで、40になったときに一生物の腕時計を買おう、というのは、実はかなり前から考えてました。使っている腕時計がこの時に買ったもので既に10年超。動作には何ら問題ないものの、外装の劣化が気になったり、金属バンド接合部分の部品が手に入らず、ゼムクリップの金属棒で留めていたりという状態で、もっと相応のものを身につけて、という嫁さんの声もあって、ずっと考えていました。
私の親父が、私が物心ついたときから今に至るまでセイコーの機械式時計をメンテナンスを続けながら使い続けていて、そのシンプルさと視認性の良さは私も気に入ってました。そんなわけで、他にもブランドは多々あれど、グランドセイコー一択でした。
しかし、具体的にどのモデルを買うかというのは、半年以上散々悩みました。デザインもですが、根本的に時間を知る道具として精度が欲しいこと。親父は結構頻繁に時刻合わせしてるんですが、そこまで手をかけたくない。そうは言いつつ、間違いなく長く使えるであろう機械式の良さも捨てがたい。
精度が日差で表される機械式はちょっと自分の実用としてはキツイな、と思って、最初はクオーツのモデルで考えていたのですが、最終的にはスプリングドライブのモデルにしました。
「スプリングドライブ」は、機械式時計の動きを水晶振動子の信号で調速する仕組みで、これが純粋に機械式なのかというと微妙ではありますが、ベースは機械式で、さらに精度もカタログスペック上月差±15秒程度とかなり高い。お店の人からは、そのカタログスペック以上の精度の高さについて聞き及び、やはりこれかな、と。当初予算からは実は相当オーバーしましたが、誕生日当日、ついに奮発しました。
買ったのはこれ、SBGA001。
最も「グランドセイコーらしい」モデル。
高級時計といえば、ロレックスとかオメガがメジャーでしょうけど、そういうブランドっぽくないというか、ぱっと見、変に高級っぽくなくてベーシックでシンプル、それでもやっぱり日本メーカーの仕事だな、という造りも気に入ってます。
で、使った感想。
ほどほどに重量感があります。ゼンマイはスペック通り3日程度もつ感じですが、普通に腕に付けていたら巻く必要は全くなし。
しかし、その精度にビックリ。1ヶ月で約3秒遅れ。この精度なら、しばらく時刻合わせしなくても十分に時計という道具として実用になります。2ヶ月に1回はカレンダー合わせなければならないのですが、その時に合わせたとしても10秒ズレないということですね。
そして、針の視認性。色彩的に少し見づらいかな、とも思っていたけれど、そんなこともなくしっかりと視認できます。
そして、クオーツでも機械式でもない秒針の運針。流れるように時が進んでいきます。これは検索するとYouTubeで動画が出てきます。
大切に使っていきたいと思います。
以前の腕時計も、たまに使ってみたり、電波時計なのでこの時計を合わせるリファレンスにしたりと、もうしばらくは頑張ってもらうつもりです。
ていうか、そもそもなぜ今日の日記に書いたかというと、特に意味はなくて、しばらく使った感じとか精度を確認してたのでした。
- 2014年02月02日 その1 本日のお題:プレゼント当選!
- 昨日、技術評論社から宅急便が届きました。何かと思えば、Software Design 12月号のプレゼントの書籍、「インフラエンジニアの教科書」でした。
当たるものですね。ビックリです。こんなところで運を使い果たしてしまうのか!?
この本は、書名に興味をもって書店で手に取ったのですが、正直、買ってまで読む本ではないな、とは思っていて、実際に手元に届いて全体を眺めても同じ感想でした。
自分たちの世界とは少し違う「インフラエンジニア」であること、項目的にはそれなりに網羅され触れられているのですが(こう言ってしまうと元も子もないけど)読んでも分からないだろうな、と。体験を元にしているであろうことは記述から分かるのですが、この真髄は、実際やってみないと分からないことだろうなぁ、と思います。ただ、技術的ではない側面、例えばベンダーの使い方などにも触れているところは、普通の技術書と違う点だと思います。
技術的にも内容は薄いので、技術的な何かを得るためではなくて、インフラエンジニアの仕事項目を確認する、という程度に捉える書籍かな、と思います。