つもちゃんのひとりごと (2002年12月)

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2002年12月31日  本日のお題:地域格差
 久しぶりに実家に帰った。
 最近、実家から足が遠のいてきた。一人暮らしを9年も続けていると、だんだんそっちの方が快適になってきて、飯を調達しなくてもいいとか、そういう実家ならではのメリットがあまり大きなウエイトを占めなくなってきた、というのがその理由じゃないかと思う。

 昨日、先輩、後輩、私の3人で久しぶりに飲みに行った。
 先輩の家はここから30kmほど離れた某町で、そんなに田舎というほどではないと思うが、未だにADSLさえ来ない場所で、昨日も「ひと山越えたらエリアなのに」と愚痴をこぼしておられた。
 私はふだんADSLの恩恵に浴しているので、それが無くて困るということは考えられない。しかし、身近にADSLさえ使えない人々がいる、という事実は、考えてみれば当たり前だが通信屋に勤めていてある意味当事者である私には結構ショックだった。
 こうして、地域格差はますます広がっている。これでいいのかどうかはよく分からないけれど・・・。
 私が実家から足が遠のいてきたのは、実家にそういう環境がないというのも一因かも知れない。

 本年の更新はこれで最後です。良いお年をお迎えください。
2002年12月29日  本日のお題:ラーメン屋で想う
 木曜日、友人と雑談会をした。今年は会社の忘年会に欠席したこともあって、呑むのは久しぶり。ビール大瓶1.6本くらいしか呑んでないのに、相当酔った。ふらふらしながら家に帰り、コーヒーを飲もうとお湯を注いだらカップ以外の所に落下するし、それでも何とかWebの更新とかやったけど、翌日は仕事納めなのに案の定二日酔い。やっぱり呑まないと弱くなるなぁ〜。

 閑話休題。
 土曜日の晩は、いつものラーメン屋でラーメンライス(ラーメンとご飯)を食べることにしていて、これを食べないと土曜日が来たような気がしないほどだ。
#そのラーメン屋はちょっと遠いので、土曜日にしか行けない。
 昨日は普段より少し遅い時間だった。いつものようにラーメンライス、ラーメン大盛りを頼むと、
「ご飯、ようけ食う?」
ときた。不意の質問に「えっ」と思ったけどちょうど腹へってたのでお願いすると、程なくお茶碗に超山盛りになったご飯が出てきた。
「これで丁度売り切れ。」
と、食券販売機の「ラーメンライス」を「売り切れ」モードに変えているご主人に
「(ご飯を)炊く量決めるんも大変でしょ?」
と聞いてみると、
「うまくいかんよね。今日は出るぞ、と思うてようけ炊いたら全然出んかったりね。しょうがないぃね(笑)」
とのこと。食べもの屋の宿命とはいえ、大変だねぇ。

 このラーメン屋さんは、ご主人が一人で切り盛りしている。たまにかわいい女の子がいたりするけどアルバイトらしく、この前ご主人が別のお客さんと話している中で「入れ替わり立ち替わりじゃけぇ教えるんが大変でねぇ。」ということで、結局採らなくなったようだ。
 2ヶ月ぐらい前「入院するのでしばらく休みます。」という張り紙を見かけたこともあった。病気を持ってるようには見えない人だったのに。威勢が良くて屈託がないんだけど、その他にもいろいろと苦労してるんだろうなぁ〜、と思う。

 こういう個人営業のお店って、ホントに自己責任。ご飯炊く量をミスれば運営費用に直結するし、自分が入院すれば店を開けれないし、ミスれば潰れるし。でも、その秘伝の味やご主人の人柄で客を惹き付けているわけだから、他人じゃ代用がきかない。だから、バックアップって無いんですよね、当たり前だけど。職人の世界ってそうですよね。
 翻って普通の大〜中規模の企業では、そんなわけにはいかない。人にも設備にもバックアップを付ける。業種にも依るかも知れないけど、業務が止まれば被害甚大だから、バックアップにそれなりのコストをかける。でも、必要以上にバックアップしてるんじゃないの? と感じることもある。それに、バックアップがあるっていうことは、自分が居なくなってもいいってことだから、自分は何なんだろう?って答えが出ない問いに自問自答しなければならないことになる。
 そういうのはある意味楽でいいんだけど、私個人的にはどうも性に合わないような気がする。厳しさを知らない人の戯言かも知れないけど。

#やはり、ラーメンもご飯も大盛りなのはちょっと量が多かった(笑)。
2002年12月26日  本日のお題:エアホッケー
昨日はクリスマス。プレゼントあげるような人もいないし、自分で自分にケーキをプレゼント。

ケーキを食べながらネットサーフィンしてると、偶然友人のWebページ上にエアホッケーのゲームがあるのを発見して、思わずやってしまった。

学生の頃、キャラクタディスプレイ(文字しか表示出来ないディスプレイ)が付いた古いパソコンで「ブロックくずし」を作ったのを思い出した。で、そのバリエーションとしてエアホッケーみたいなのも作った。
結構、コンピュータに失敗させるって難しいんですよね。コンピュータのパドルの移動量を乱数で散らしてみたり、その辺の加減で難易度が変わってきたり。当たり判定のタイミングがまずいと、パック(球)が壁を破壊したり、パドルに食い込んでゲームオーバーになったり(笑)。
あぁ〜、懐かしいなぁ。

そんなことを考えていると、1点も取れずに無惨に敗退。くそ〜。
2002年12月24日  本日のお題:寸劇
 今日はクリスマスイブ。予定は、ないです。(苦笑)

 おととい印刷した年賀状にせっせと宛名書き。昔から宛名書きだけは手書きでやっている。家ではどうも集中できないので、いきつけのカフェの席を2時間占領して宛名書きをした。それでも出来たのは半分。裏にもできるだけひと言追加することにしているが、これがなかなか難しく、月並みなことしか書けない。その月並みなことも書けないことがあって、結構疲れる。

 疲れると、携帯で au のサイトをぼぉ〜っと眺めた。CM裏話みたいなのがあって、思わず見てしまった。そう、駅のホームで花屋さんとぶつかってデートに電車1本遅れてしまうOLを描いた、あれ。(「駅」篇)
 テレビで見てると特に不自然には感じないけど、よく考えてみると、あんな大都会の駅のホームに花屋さんってあるわけないよなぁ〜。CMって寸劇だと思うけど、多少あり得ない設定でも結構まともに見えたりする。そういう設定を考えた人はどんな人なんだろう?

 ちょっと話は違うけど、小学生の頃だったか良く覚えてないんだけど、何かで劇をやることになって、その脚本の中に「漢字をたくさん書いたトイレットペーパーを使って漢字テストのカンニングをする」というのがあった。私は馬鹿正直にトイレットペーパーに漢字をたくさん書いたものを小道具として作ろうとしたが、結局採用となったのは大きい紙にぶち大きい字で「漢字がたくさん」と書いた紙だった。当然、舞台装置としては観客にちゃんと見えて分からないとダメなわけで、まぁ当たり前っちゃ当たり前な結論だけど、そんな発想が全然無かっただけにその紙がえらい新鮮だったのを覚えている。

 さっきの au のCMにしても、もし自分が考えたらそんな設定は出てこなかっただろうなぁ。たぶんリアリティを追求してしまうと思う。いつかのカンニングペーパーみたいに。
2002年12月23日  本日のお題:休日の過ごし方
昨日は有馬記念。
予想屋を信じたのに、ばっちし外してくれた。
どうしてくれるんだよ〜。

・・・ウッソ〜(笑)

いや、確かに予想は外れたけど、私は馬券を買わない人なので、損得はないです。
休み明け、予想屋はどんな顔をして出てくるんだろう?(笑)

で、私はといえば、せっせと年賀状の印刷とお掃除。
来年の年賀状は、ホント訳分からないです。正直、こんなのを出していいのか?と思ったものの、作り直すのも面倒だし、結局そのまま量産してしまいました。量産途中で毎年恒例のインク切れ。買ってきて交換、残りを印刷。
あとはせっせと宛名書きですね。

あとは、再度カレーに挑戦。っていうか、ルーは12皿分あったので半分余ってるし、その他の食材も結構余ってたりするので、正月の前に消費しとかないと。

こうして三連休らしくない生活が続いていく・・・。
2002年12月22日  本日のお題:移動販売車
っていうのかなぁ?
休日とか平日の夜に家にいると、 平日の昼に家にいると、 も来る。

いつも思うんだけど、こういうのって儲かってるのかなぁ?
だって「あ、来た、来た」と思って表に出るともうあっちに行っちゃってることが多いし、特に石焼きイモとか、欲しい時には来ないし。

今日も、国道を歩いていたら
「石焼〜きイモ〜」(ドップラー効果付き)
と流しながら車が走り抜けて行った。あれじゃぁ誰も止められないよ〜。

私の家は3Fなので、特につかまえにくいと思うのかも知れない。一軒家だったらすぐ表に出れるから結構つかまえやすいのかも知れないけど・・・。やっぱりマンションとかが多い今の時代には合わないビジネスかなぁ〜って思う。

番外編だが、リヤカーで鮮魚を売り歩いているおばちゃんがいる。お得意さんの家の前に止めては、まな板と包丁を取り出してお得意さんとしゃべりながらお魚をさばいているのを時々朝の通勤途中に見かける。今の時代、こういう商売も大変だろうなぁ〜。
2002年12月18日  本日のお題:カバー曲
新曲好きの私はこんな番組のチェックはよっぽど疲れて寝ちゃった日以外は欠かさない。
さっきそれを見てると、後藤真希が「サン・トワ・マミー」「君といつまでも」なんてCDをリリースしたらしい。言わずと知れた名曲のカバー。(しかしオリジナルは誰だったっけ? みたいな。)

・・・やはり何か違う。
「サン・トワ・マミー」の方はともかく、「君といつまでも」は、加山雄三と後藤真希ではイメージがあまりにも違うぞ。

少し前(3年前)に、鈴木あみが歌う「Be Together」を聴いた時と同じ感覚だ。TM Network のを知ってるとどうもしっくりこない。

遙か昔(13年前)、斉藤由貴の「夢の中へ」を聴いた時は、そんな感覚は全然なかった。当時はそのオリジナルを知らなかったからかも知れない。後から井上陽水のオリジナルを聴いてみると、それはそれでいい曲だなと思ったりする。でも、最初にオリジナルを聴いていたなら、かなり違和感があったに違いない。
#井上陽水の「夢の中へ」の発売は私の生まれた年(1973年)だったりします。
##1973年発売の超有名な曲に、南こうせつとかぐや姫「神田川」なんてのもあります。

カバー曲って、好き嫌いがはっきり分かれるのかも知れません。
2002年12月11日 その2  本日のお題:政府専用機
帰りの羽田空港で。搭乗口は35番ゲート。バス乗り場。
乗ったバスは、ふだん向かう駐機場とは違う方向に走っていく。すると、なんと政府専用機のすぐ横に私が乗る飛行機が。おぉ〜、政府専用機の本物をこんなに近くで見たことはこれまでになかったぞ。予備機もすぐ横に停まっていたし。
2002年12月11日 その1  本日のお題:最悪の目覚め
最近、朝にすっきり目覚めたということがない。
だいたい何か変な夢を見たりしていや〜な気分で目が覚める。
しかし、昨日は予想もしない事態が発生した。
やはりちょっと疲れていたのか、宿泊先のホテルでぐっすり寝てた私(たぶん。コトのショックで夢を忘れてしまったのかも知れない。)。10時チェックアウトなので、まぁ9時過ぎ頃までは寝てるはずだった。しかし、8時前だったと思う。突如

ウ〜!!!

という大音響に飛び起きた。
真っ先に誤報だとは思ったが、取り敢えずモノをとりまとめて脱出。ここは2階。すぐに犠牲になる可能性は上層階に比べて若干低い。放送等でのフォローは無し。
ん〜、様子的には何もなかったようだ。もう少しまともにモノをとりまとめて再度脱出。誤って鍵を閉じこめるが、まぁいっか。階段経由でフロントへ降りる。

やっぱり誤報だってさ。今さら戻るのもシャクなのでさっさとチェックアウトする。
だったらさ、放送とかでフォローしろよ!
こんなんで大丈夫か? ちゃんと訓練とかしてるのか? 某ホテル。
2002年12月10日  本日のお題:寒いよ〜
 昨日はいつもより遅い朝(笑)。前日にちょっと遅くまで友達とお茶してたので、やや疲れ気味。移動の疲れもあるんだろうけど、ん〜、トシかなぁ。
 外を見ると雪が舞っている。都心は積もらないっていう予報だったのに、外に出てみると路上にまでシャーベット状の雪が。おぉ〜、寒ぅ。ニュース曰く「記録的大雪」なんだそうな。電車も動いたり止まったり。
 用事までは時間があるので、とりあえず渋谷に行ってHMVでCD物色してみたり。HMVなら広島にもあると言うなかれ。雰囲気といい品揃えといい、全然違う。広島では見つからなかったフュージョンのCDを買う。
#しかし、渋谷の街は道が放射状になっているので何回行っても方向感覚が変だ。
 あとはりんかい線を制覇してみたりして何となく時を過ごした。
 肝心の仕事はといえば、折角の講演会の途中にお腹の調子が悪くなってトイレに駆け込んでみたり。その後に懇親会があるというのに・・・。でも、なぜかその後はケロっと治り、ちゃんと仕事しました。ハイ。
2002年12月09日  本日のお題:まなぁ
 ちょうどいいところで東京出張が入った。仕事はちゃんとするとしても、くさっていたところだったのでちょっと息抜きになったり。
 昨日は、一日早く東京入りして、昨日が最終日だった「本田宗一郎と井深大展」を見に行った。行く前に友達から「最終日だから混むだろうねぇ」みたいなことは言われていたので一抹の不安はあったのだが・・・。
 東京に着いて昼飯を食べた後で少し寄り道して行こうかとも思ったけども展覧会へ直行。すると、既に入場制限中で待ち時間40分。並ぶとみるみるうちに列は伸びてロビーを埋め尽くした。いやぁ、こんなに混んでるとは。普段は「並ぶ」ということは絶対にしない自分的には久しぶり(山口きらら博以来)に並んだよ〜。
 展覧会は、というと、貴重な史料もいろいろ展示してあり内容の濃いものだった。特に何が見たかったかというと、井深大の東京通信工業の設立趣意書。何を考えて東通工という会社をつくったのか、何を目指していたのかっていうのを知りたかった。持てる能力を社会の役に立てる、という崇高な目的が具体的に書いてある。翻って私が属しているところと比較すると・・・、何も言うまい。
 ソニーもホンダも、こういう非凡な人がいて、その人を引き立てる人がいて、今日があるんだと思う。よく井深や本田のことはメディア等で取り上げられ、その社風が賛美されることが多いが、実際の現場ではそのことをどう思ってるんだろうなぁ〜、と思った。
 また、今の時代、既にだいたい何でもあるから夢がなくなって来てる気がする。だからこそ、それを大事にするのはとても重要なんじゃないかと思った。
 人が多くてすべてをじっくり見ることは出来なかったが、3時間見て、売り切れの図録の予約をして出てきた。グッズショップもあったが、めぼしいものがなかった。(後で聞いたら、会期の最初のころはもっといろいろなものがあったらしい。)で、出てくると、入場待ちの列はさらに伸びていた。本当に並んでる人全員入場できたんだろうか?
 で、ですね、本日のお題の言わんとすることなんですけど、「さわるな」って書いてある展示品にさわる馬鹿(それも大人)がなんと多いことか。なんなんだろうねぇ〜。
2002年12月03日  本日のお題:やけ食い
あ〜あ、上司怒らせちゃったよ。
こっちの言い方も非常にまずかったけど・・・。
そうすると、だんだん考え方が曲がってくる。こういう素直でない自分が一番嫌いだ。

今日は席に居られない。速攻会社から出る。食材を買い漁る。飯を炊く。
取り敢えず3品も作る。
全部出来た頃にちょうど飯が炊きあがる。
とにかく食う。
HEY!HEY!HEY!を見る。陽水がゲストのトークで爆笑する。
番組が終わるとまた曲がった考えが出てきて面白くない。片付けて寝よ。
2002年12月01日 その3  本日のお題:大散財その2
デジカメに続く次なる大散財は「電波腕時計」。
果たして、ちゃんと電波を受信できるのか? 電源は太陽電池だが、通常の使用で必要な電気は起こるのか? やや不安ではある。実際、家の中で手動受信してみると、かなり困難らしい。
買って果たして良かったのかどうか、判断するにはもう少しかかりそうです。
2002年12月01日 その2  本日のお題:雑貨屋
以前、名古屋に行った時だったと思うんだけど、ふらっと立ち寄った雑貨屋があった。なんか「本屋」とか書いてある割には、本もあるけど訳の分からない雑貨がたくさんあって、なかなか楽しい空間だった。

昨日、かなり久しぶりにサンモールの5階に上がった。昔は中古レコード屋さんがあったんだけど、そこが潰れてからはとんと縁がなくなった場所だった。で、ふらふら見てると、いつの間にかその雑貨屋さん(ヴィレッジ・ヴァンガード)が進出してたので、思わず立ち寄ってしまった。
#結局何も買わなかったけど・・・。
2002年12月01日 その1  本日のお題:カレー
ある日、会社でカレーの話題になった。
チョコレートを入れるとまろやかになる、とか、ン時間煮込むんだ、とか、さらっと言ってのけてやがる。なんだか、みんな本格的だなぁ〜。
「カレーとか作るの?」と話を振られて「たまに作るよ」と返したものの、その頻度たるや、年に1回とか、2年に1回とか。

なんか、面白くない。くやしい。

まず、鍋を買う。次に、お肉とかを買う。
昨日、休日には珍しく朝普通に起きて煮込み開始。
3時間煮込んで、取り敢えず完成。って書けば簡単、言えば簡単。でも、ちょっと焦がしちゃったし、思ったより大変。味の方は、やっぱり作った人が食うと美味いけど、他人が食ったらどう思うのかなぁ〜。

冷静に考えると、自分で作るのは、コストパフォーマンス的にはかなり悪い。
って思うと、しばらく作るのやめよっかな〜って思ったりします。

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