つもちゃんのひとりごと (2018年07月)
古い記事のリンクは切れていることがありますが予めご了承下さい。
- 2018年07月14日 本日のお題:人と人、人と社会
- 前回更新から半年近く経ってしまいました。
3月に新居に引っ越すというようなイベントもありましたが、その後、ここには書けないいろいろなことがあり、プライベートに加え仕事のトラブルや地震・豪雨も相俟って、もう何というか、厄年以上の状況です。
#個人的に地震や豪雨で被災している訳でないので、そこはご心配なく。
そういう状況のなかで、何人もの知人や親戚が、SNSや電話を通してお気遣いの言葉をかけてくださいました。何のことはない言葉だけど、それが本当に嬉しくて。
その少し前に、ビデオに録っていたNHKの「SONGSスペシャル 宇多田ヒカル」を見ました。
若林恵のインタビューに対して、宇多田ヒカルが、
音楽や作品を出せば大勢の人にそれが届くというか、聴かれるっていうのは、意識して作ってるんですけど、それが私と社会とか、私と大きなグループっていうのが想像できなくて、「わたし」と「誰か」っていう、私じゃない誰かっていうとこにしか、関係性を私は想像できない、っていうか。
1人のリスナーが、私と対等な立場で、私の音楽をヘッドホンで部屋で1人で聴いてるみたいなイメージしかできないんです。
と話しているのが妙に印象的で。
社会やその仕組みに対する感情もいろいろあるけれど、結局、時を超えて普遍的に人々の価値観のなかで大きなことって、結局は人と人の関係性なんじゃないかと。
人との関係をつくるのが本当に苦手な自分ですが、SNSに綴られた知人の言葉を読みながら、宇多田ヒカルの話を思い出しつつ、それをちゃんと言葉にして届けてくださった方が多くいらっしゃること、そしてその1人1人に感謝です。
余談ですが、今日もテレビで、豪雨災害で犠牲になった特定の方にフォーカスして「こんな惜しい方を亡くした」的なことをやっていて、不愉快になって消してしまいました。こうした取り上げ方に違和感を感じるのは、本来「人と人」に閉じるべき内容を公共の電波の上でやるからなんでしょうね。