| 上司： | 「10月下旬、がばっと休み取ったりしないよね？」 |
| 私： | 「え、何かあるんですか？」 |
| 上司： | 「ちょっと、海外出張に行ってもらおうと思って」 |
| 私： | 「でも、その頃いろいろと忙しいんですけど」（作業が立て込んでいたのは事実だけどちょっと言い訳モード） |
| 上司： | 「大丈夫、○○君（新入社員）にやってもらうから」（ホントに大丈夫かいな？） |
| 私： | 「は、はい、わ、わかりました（汗）」 |
これまでも何回かこういう話や出向話はあったのですが、なんだかんだ理由つけて結局断っていました。しかし、これ以上そういう言い訳はできないなぁ、と思っていた矢先の出来事でした。
どうやら、海外出張の立案が通ったらしい。すぐ締め切りだから早く申込書を書け、と日程表と一緒に渡される。
「米国シリコンバレー調査団」
なんか、怪しいなぁ。ホンマに調査とかするんかいな？
ほんでもって、エラいオッサンばっかしなんじゃないんかいな？
とりあえず、申込書を書く。
| □一人部屋希望 □二人部屋希望 ※一人部屋追加料金○○○円 |
□ビジネスクラス希望 □エコノミークラス希望 ※ビジネスクラス追加料金○○○円 |
でも流石にそちらにマークする勇気はなくて空白で上司に提出したら、上司が迷わず「 二人部屋」「エコノミークラス」の側にマーク。あ〜あ、やっぱしだめかぁ。
パスポートの申請に必要な、戸籍抄本やら住民票の写しやらをゲットする。
パスポートの申請に県庁へ出向く。こういうときに県庁が近いって楽だなぁ。
パスポートを取りに県庁へ出向く。出来上がったパスポートは赤く光り輝いていた(?)。
写りの悪い写真が、きれいに転写されてしまっていた。
この旅券の写しを旅行会社に提出。この時点でほぼ退路は断たれた。
でね、上司が「どうせ会社がカネ出すんだから10年有効のにしとけ」って言うから10年のにしたのに、会社からは5年用のカネしか出ないんでやんの。（そりゃそうだよね、今回出張できればいいんだから）騙されたよ〜。
東京で「事前打ち合わせ会」なる会合があり、それに出席。
エラいオッサンばかりではなかったが、やはりエラい人は多いようだ。で、建設会社とかベンチャーキャピタルとかテレビ局とか、結構違う業種の人が多い。
とりあえず「海外経験がないのでいろいろご迷惑をかけると思いますがよろしくお願いします」と挨拶した。
50人くらいの調査団で、名刺交換の時間も設けられてはいたが、半分弱の方との名刺交換しかできなかった。同い年の方もいて、ちょっとほっとした。
ドル（現金）を購入する。
どれくらい要るか分からなかったから、とりあえず$150ほど調達しておいた。
会社の方からトラベル英会話の本を貸していただいた。これ、かなり役に立ちました。ありがとうございました。
スーツケースを借りに行く。
ただでさえ狭い家なのでスーツケースなんか買った日には居住スペースがなくなってしまうので、今回はレンタルを利用することにする。
着替えとかいろいろ準備したものを入れていく。いよいよ出発っていう感じ。