サンフランシスコ出張顛末2
「出発編」
- 10月22日
いよいよ出発の日を迎えた。
普段よりも朝早く、スーツケースをごろごろ引っ張って家を出た。
バスを乗り継いで広島空港へ、そして羽田空港へ。ここは、たびたび東京出張しているので慣れた道のり。
羽田から成田へはバス移動を選択した。やっぱり荷物持ってるし、バスが楽だと思ったから。でも渋滞がちょっと心配。でも、そんな心配をよそにバスは快調に走り、ほぼ定時で成田に着いてしまった。
成田空港に入る時って、パスポートのチェックがあるんですね。ちょっとびっくり。
で、こんなに快調に来るとは思わなかったから、集合時刻(14:30)の2時間も前に到着。別にすることもないのでのんびり待つことに。
【ここまでの行程】
- 家を7:20頃に出る。
- 広島バスセンター 8:13 → 広島空港 9:16
- ANA674便 広島空港 9:50 → 羽田空港 11:10
- リムジンバス 羽田空港 11:30 → 成田空港 12:40頃
14:00頃になって、ようやく団員の姿がちらほら。集合場所のカウンターで荷物を預けて航空券とかをもらって、それで「結団式」とやらに臨む。
で、いきなりビールが出てきて乾杯(まぁ、経験者の話で知ってはいたんですけど・・)。先日の事前打ち合わせ会に出席できなかった人の紹介とかがあって、後は搭乗までフリータイム。
おみやげの手配をした(笑)後、出国審査。パスポートに「出国」のスタンプが押されると、その後は日本でありながら日本でない、中途半端な所。
あと、先日ドルを購入したときに小銭を調達していなかったので、一応、ここで1ドル札を13枚購入しておいた。
16:30頃、いよいよNH008便に搭乗。
私の席は52A。ラッキーなことに進行方向左側の窓側。
で、機体は、ポケモンジェット(B747-400)。ポケモンでなくてもいいから、B777だったら良かったのに〜、と思いながら、エコノミークラスの狭い席に着く。
ANAなので、国内線に乗っているのと何ら変わらず、安全の手引きのビデオを上映している。外はもう暗い。機はゆっくりと動きだし、やがて滑走路をどったどったと走り(国内線よりも走りが重たいような気がした)、ふわりと浮き上がった。
機内では、機内食2回、映画上映。機内食では調子に乗って(?)ワインを頼んだら、これが普段あまり飲まない私にとっては、けっこうキた。2日目のワインカントリーでの企業プレゼン(たぶん、結構飲むことになるんだろうなぁ〜)がちょっと不安になる。
映画も観る方ではなく、外も暗いので、時計を現地時間に合わせた後に、オーディオプログラムを聴きながらとりあえず寝る。でもやっぱりあまり寝れない。それでも断片的に記憶がなくなっていた。
2度目の機内食が終わる頃、機内では米国入国の書類の書き方とかの説明があった。私は旅行会社で手配してもらったので、サイン欄にサインして完了。
それから間もなく、ふと外を見ると、陸地が見えていた!
太平洋を横断して、ついにアメリカ西海岸へ到達したんだ!
その茶色い大地は、日本では見慣れないものだった。
見慣れない大地を見つめていると、機は徐々に高度を下げていった。
すると、眼下にはゴールデンゲートブリッジ(写真左下)、整然としたサンフランシスコの町並み(写真右下)、そしてベイブリッジ(写真右上)が見えてきた。
そして間もなく、サンフランシスコ国際空港に着陸した。
誘導路でしばらく待たされたが、その間にも飛行機がひっきりなしに発着しているようだ。アメリカン航空とかユナイテッド航空とかの機体が目立つ。
外はずいぶん風が強いようだ。
機を降りて、まず荷物を受け取る。ANAの現地係員のオバさんが日本語で「入国審査でパスポートが要るから今のうちに準備しといてください」とかなんとか言っているので、全然「アメリカに来た」っていう感じではない。
荷物を受け取ると、いよいよ入国審査。
英語喋れないけど大丈夫かなぁ?
私の番が来た。(ちょっと、下のやりとり、本当にこうだったか自信なし)
私: Hello.(パスポートと出入国カードを差し出す)
審査官: Sightseeing or business?
私: Sightseeing.
審査官: How long do you stay?
私: A week.
審査官: One week... O.K.(パスポートにスタンプを押して出入国カードの半券をパスポートにくっつけて私に返す)
私: Thank you.
審査官: You are welcome.
その後出口係員に関税申告書を渡すと、フリーパスで通った。
えらく簡単だなぁ。本当に大丈夫なの? と思ったが、こんなもんらしい。
「San Francisco exit!」と指し示された方に進むと、旅行会社の現地係員が待っていた。
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