つもちゃんのひとりごと (2012年08月)
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- 2012年08月27日 その2 本日のお題:地方2題
- 先々週の土曜日、ふと思い立って、広島と岡山の県境の山間の町へ。
芸備線で延々4時間半、岡山県に入ったところに「野馳」という駅があります。
開業当初の駅舎が今でも残っている古い駅。
なんとなく、こういう古い建物を見たくなって、延々ここまで来たのでした。
この辺りの芸備線の開通は昭和5年。開業当初からの駅舎らしいので、その頃からずっとここに建っているんですよね。
ちなみに今年の年賀状の題材に使った、長野電鉄の松代駅はもう少し前の年代の建物ですが、雰囲気はよく似ています。
そして、周囲は田んぼが広がる田園地帯。
以前、新見から広島に向けて芸備線に乗ったときの車窓から見た、この辺りの岡山県内の田園地帯が広がっている風景が、すごく印象に残っていたのでした。記録によれば1990年のことらしいので、もう20年以上前の話。
若干稲穂が黄色く色づき、聞こえる蝉の声もツクツクボウシ。
少し秋の雰囲気を漂わせる、そんな感じ。
あぜ道を歩くと、付近の草むらからバッタが10匹ぐらい現れ、バタバタっと飛んでいきます。
そして、稲穂を見ながら、これが自分たちの食卓に上る米なんだよなー、と思ったり。なんだか不思議ですよね。
広島の街中に住んでると、通常の行動半径内に田んぼなんてありません。こういう不便な場所で生活するのって結構大変だと思うけれど、たまにはこんな雰囲気を味わいに田舎に行くのもいいな、と思いました。
ここに来る道中、列車の車窓から川で泳いでいる子どもたちも見かけました。
都会に住んでて川で泳ぐってあり得ないじゃないですか。それも、川で子どもを泳がせること自体が憚られるほどの過度に安全が叫ばれる今の時代にあって、こういう光景を見たのはある意味新鮮でした。こういう体験ってきっと精神的な糧になるんじゃないかと思います。
さて、先週の土曜日は竹原市へ行ってきました。
駅前の商店街は完全にシャッター通りで人影がほとんどありません。
先々週、帰りに立ち寄った東城町(今は庄原市の一部ですが)よりも商店街が寂れている感じがしました。
街並み保存地区は整備が行き届いてきれいですが、施設やお店には全般的に観光客が入りにくい雰囲気。観光客自体も少なかったですし。
その夜、竹原では花火大会でした。この夏最後に見る花火大会。
花火大会の会場は、そんなに広くないとはいえどこから湧いたのかと思うほどの人波。昼の人影の無さからは考えられません。3,300発、30分間の小規模な大会ですけど、やはりこの近隣の人々にとっては一大イベントなんでしょう。
クライマックス直前の大きく上がった花火。
今回は写真を撮るつもりではなかったので、三脚を準備していませんでした。
堤防を使って固定しつつの手持ち撮影なので若干ブレてる気も。
規模は小さくても、距離が近くて迫力があるし、派手さよりも丁寧に上げている感じがしました。以前行った岩国錦帯橋花火の時も似たようなことを思いましたが、やはり地方の花火大会ってそうなんでしょうね。そういう丁寧さであったり、小さいながらも楽しかったり。
都会にいると、なんとなく、良くするにはおカネをかけて派手にするしかないみたいな、そういう感じがするんです。なんか、いろいろな感覚が麻痺してるような。
でも、そうじゃない、素朴な良さというか、そういう雰囲気もいいな、と思いました。
帰りの電車は、会場最寄りの大乗駅では入場制限がかかるほどの混雑でしたが、ほとんどの人は1駅、竹原で下車。やはり地元の、竹原のイベントなんだな、と思いました。
- 2012年08月27日 その1 本日のお題:点灯管
- 蛍光灯を点灯させるのに必要な点灯管。グローランプ。
普通、その存在すら意識されず、交換するなんてこともほとんど無い代物。
最近は「電子点灯管」というのがあって「寿命10倍、パッと点灯」という触れ込みなわけで、キッチンの蛍光灯の点灯管を数年前にこれに替えたわけです。パッと点灯するのはやはり気持ちがいいですし。
その蛍光灯、ここ最近「点きが悪い」状態が続いていました。
点くのが遅かったり、若干衝撃を与えるとパッと点いたり。
ついに先週、完全に点灯せずに蛍光灯の両端だけ明るくなるとか、暗くちらちらするとかいう状況にまで発展。
電球自体はまだ替えて間がない(とはいっても点灯管と同時期ですが)し、その症状から点灯管の不良かな、ということで、旧来の普通の点灯管を買って来て交換。
結果、無事直りました。めでたしめでたし。
というか、寿命が旧来の点灯管の1/10以下の気がするんですけど。暑くて環境が悪かったのが原因かな?
- 2012年08月12日 その2 本日のお題:宮島水中花火大会
- 昨年は日記に書いていませんが、昨年に続いて行ってきました。
朝方、JRが止まるほどの土砂降りの雨でかなり心配でしたが、昼には晴れました。
この花火大会は写真撮影が著しく困難。観覧スペースが狭い上、特徴となる水中花火と厳島神社の鳥居を入れられる撮影スペースの確保は相当なやる気と時間、または運がないと不可能です。
#初めて行った時は非常に運が良かった。
ただ、音の迫力もすごいですし、写真よりは「観て楽しむ」花火大会だな、と思います。
そうは言いつつ、一応写真は撮りましたので2枚ほど。
- 2012年08月12日 その1 本日のお題:広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式
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今年の8月6日。初めて、平和記念式典に最初から最後まで参列しました。
広島に住む者として、一度は参列しないと、と考えていたので、今年休暇を取って行ってみました。
現地で聞いた平和宣言は、公募した体験談をもとに継承と共有の大切さを主に触れたものだと感じました。
挨拶する野田首相。
- 新聞号外の見出し
中国、朝日、読売を手に取りましたが、全国紙が核廃絶を見出しにしていたのに対し、中国の見出しが「命守るエネ政策を」。地元紙が核兵器廃絶ではなくてそこを見出しにするというところにはかなり違和感を覚えました。平和宣言の原文「市民の暮らしと安全を守るためのエネルギー政策を一刻も早く確立」とも若干ニュアンスが違う気がするし。
- 「核」と「核兵器」
冷静に読むと「核」と「核兵器」は全く違うのですが、挨拶の中でも両者が混ざっています。平和宣言は「核兵器廃絶」で統一されているかと思いきや、「核と人類は共存できない」という表現もあります。似たような表現で、市議会議長の式辞は「核兵器と人類は共存できない」になっています。(英語版では "nuclear energy" と "neclear weapons" となっていました。)
実際には「核兵器廃絶」と言っていても、新聞の見出しは「核廃絶」になっていたり。
- 8月6日の意味
前項でなぜ「核」と「核兵器」という表現に触れたかというと、この両者は明確に分けて考えるべきだと思うから。原爆では、その年の終わりまでに14万人が犠牲になったと言われています(出典:今年の平和宣言)が、沖縄戦でも諸説ありますが同じくらいの人、東京大空襲でも10万人超が犠牲になっているようです。核兵器だからといって特別なことはなく、兵器を使った戦争で犠牲になった人を悼み、それを二度と起こさないという誓いを再確認する日であるべきだろうと思います。
核が平和利用可能かどうかは戦争とは本来は関係ない話です。
- セレモニー化
日が暮れて灯籠流しを見ていた時、周囲から「セレモニーになってるよね」という声が。それは正直朝の式典を見ていた時もそう思いました。
大多数の参加者が原爆のみならず戦争体験がない状態で、実感を伴って犠牲者を弔い平和を願う難しさを感じました。
また、8月6日に合わせたいろいろなイベントが、セレモニー化している原因のようにも思います。静かに慰霊する日であった方がいいのかも知れません。
- 「平和」とは
式典の、小学生の「平和への誓い」の中の一節。
平和はわたしたちでつくるものです。
身近なところに、できることがあります。
違いを認め合い、相手の立場になって考えることも平和です。
思いを伝え合い、力を合わせ支え合うことも平和です。
わたしたちは、平和をつくり続けます。
仲間とともに、行動していくことを誓います。
これを聞いたときに、いじめないとか差別しないとか、そういうことも「平和」なんだ、と習ったのを突然思い出しました。それは長らく忘れていた感覚で、何だか新鮮。
大人になると、このような感覚では世界が回らないという現実を否応なく知ることになります。現実はそうであっても、折に触れこうした感覚を思い出すことも必要だな、と思いました。
- 2012年08月06日 本日のお題:Galaxy Sのメモ
- 2日ほどハマっていたのでメモ。
- Galaxy S をUSBでパソコンにつないでも認識しない。
- 症状:パソコンにつないでも認識しない。カードリーダーモードにしてもドロイド君のカードリーダーON/OFF画面が上がってこない。
ただ、モードを「接続時に選択」にしておくと、その選択画面だけは立ち上がる。そこでどれを選択しても何も起こらない。
- 対処:パソコンにUSBでつないだままGalaxy Sの電源OFF/ONをする。
実際やったときはKiesを立ち上げた状態でやったので、Kiesが無い状態で出来るかどうかは不明。
- PdaNet 3.50をパソコンにインストールするとき、ドライバのインストールに失敗する。
- 症状:ドライバインストールの最後の1つのドライバのインストールに失敗する。
- 対処:PdaNetのインストールはキャンセルせず、ドライバインストールに失敗したのを確認後、コントロールパネルのデバイスマネージャーを開き、「不明なデバイス」となっているもののプロパティからドライバ更新をオンラインで行う。
ドライバ更新が出来てうまくインストールできたら、PdaNetのインストールはそのまま自動的に継続する。この辺りは当然USB接続したまま実施。
1つめのUSB接続の話、実は、充電中なのに充電中として認識されない症状が結構前から出てたんですけど、実際には充電できてたのでほったらかしにしてました。同じ原因だったのかな。突然電源が落ちた時のステータスファイルか何かの関係でusbdが上がらなかったのかな。
いずれにしても、せめて端末電源OFF/ONで直らないというのは一般コンシューマー向け製品としてはどうかと思うんだけど。
2つめのPdaNetの件はこれまで何度もひっかかってたんですけど、対応する手順が明確にならないまま動いたりしてたので、今回はきちんとメモ。
しかしこのGalaxy Sも買ってから1年半。S3も出たし、2年使ったぐらいの時期にリプレースするかな。でもS3ってちょっと画面が大きすぎな気が。片手での操作がややキツイ。あと、S3はmicro SIMなんだよな・・・。
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